BMW i4 プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》

BMWが現在開発中の新型フルEV、『i4』市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えた。最新情報によると、「i435」と呼ばれるエントリーモデルもラインアップされるようだ。

これまでで最もカモフラージュが軽い状態で捉えたプロトタイプは、ダミーのボディパネルの一部が外され、最終デザインの形状を明らかにしつつある。ドイツのナンバープレートを備えた、閉じたキドニーグリルが『4シリーズ』と同じく巨大化されていることがわかるが、バンパーの下部は偽装されており、グリルのフルサイズを確認することはできない。

i4と内燃機関の4シリーズとの類似点はヘッドライトだ。2つのC型LEDデイタイムランニングライトと、メインビームの2つのプロジェクターレンズを備えている。一方、大きな違いはフロントフェンダー後部の通気孔だ。これにより抗力を軽減、EV航続距離をアップするエアカーテンが装着される可能性がある。

ボディカラーと同色のキャップとスリムなLEDターンシグナルを備えた市販型サイドミラーも初めて露出した。テールライトも鮮明になっているほか、これまであったホイールアーチのエクステンションが削除されたことにより、より滑らかになったアーチが確認できる。

また、給電口は左フロントフェンダーから右リアクォーターへ再配置されたようだ。

EVパワーユニットは最大出力530hpを発揮、1回の充電で最大600kmの走行が可能。0-100km/h加速は4.2秒のパフォーマンスを誇る。また最新情報では、「i435」と呼ばれるエントリーモデルをラインアップ。i435には後輪駆動のシングルモーターを搭載、最高出力は280hpに抑えられるが、アウディ『e-tron GT』同様に「オーバーブースト」機能により最大330hpを発揮するという。

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