21周年を迎えたロータスの軽量スポーツ『エキシージ』は、2021年をもって生産終了。それに伴い、有終の美を飾るべく「エキシージ・スポーツ390」と「エキシージ・スポーツ420」にファイナルエディションが登場した。
ロータス・エキシージ・スポーツ390ファイナルエディションは、チャージクリーニングを装備したエーデルブロック製スーパーチャージャー付き3.5リットルV型6気筒エンジンを、軽量かつ高剛性のアルミニウムシャシーに搭載。リアに独自のサブフレームや鍛造アルミニウムダブルウィッシュボーンサスペンションを装備している。キャリブレーションにより従来型比52psのパワー増となり、最高出力402ps、最大トルク420Nmを発生させる。車両重量は1138kgで、最高速度は277km/h。0-100km加速は3.8秒となっている。
エキシージのエアロダイナミクスパーツは、フロントで45kg、リアで70kg、最高速度において計115kgのダウンフォースを生み出し、高速走行時の車体安定性を向上。ホイールには、フロント17インチ、リア18インチの10スポークシルバー軽量鍛造アルミホイールを装備し、ミシュランのパイロットスポーツ4タイヤを履く。敢えてステアリングにパワーアシスト機能を装備しないことで、全速度域でより良いフィードバックをドライバーへ伝えるという。
外装にはファイナルエディション専用デカールが追加され、ボディーカラーには21年に及ぶエキシージの歴史をハイライト。2000年に公開された最のプレスフリートカー、2007年のジュネーブモーターショーで展示されたエキシージGT3コンセプトに使用されたメタリックオレンジ、そして2011年のフランクフルトモーターショーで発表されたエキシージV6のメタリックホワイトなどが設定されている。
ロータス・エキシージ・スポーツ390ファイナルエディションの価格は1177万円となっている。
ロータス エキシージ スポーツ390ファイナルエディション…52psプラスを内に、歴史を外に[詳細画像]
2021年02月11日(木) 10時00分
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