マルチ・スズキ社で生産・輸出するジムニー《写真提供 スズキ》

スズキは1月20日、インド子会社マルチ・スズキ社が『ジムニー(日本名:ジムニーシエラ)』の生産・輸出を開始したことを発表した。

インドで生産するジムニーは、現在日本の湖西工場で生産されている輸出モデルと同じ仕様で、マルチ・スズキ社のグルガオン工場で生産。このジムニーは、主に中南米、中東、アフリカ等を仕向け地とする輸出専用モデルとなる。

現行ジムニーは2018年に発売を開始して以来、世界中から数多くの受注を得ている。インドでもジムニーの生産を行うことで、世界中のユーザーにいち早く商品を提供できるよう、グローバルで生産体制を強化する。

スズキは海外市場へ輸出する製品を生産する重要拠点の一つとしてインドを位置付けており、今回ジムニーをインドで生産することによりインド政府が掲げる製造業振興策「Make in India」に貢献しながら、引き続き同国の経済発展や活性化に協力していく。