シボレー・ボルト EUV の新開発ステアリングホイール《photo by Chevrolet》

GMのシボレー(Chevrolet)ブランドは1月12日、米国からデジタル開催中のCES 2021において、現在開発を進めている新型EV、『ボルトEUV』の新開発ステアリングホイールを発表した。

ボルトEUVは、シボレーの小型の5ドアハッチバックEV、『ボルトEV』の次期型から派生する電動SUVだ。両EVともに、生産開始は2021年夏からを予定している。

ボルトEUVには、新開発のステアリングホイールを採用する。このステアリングホイールは、高速道路でのハンズフリー運転を可能にする部分自動運転システム、「スーパークルーズ」に対応したものだ。

スーパークルーズは、地図情報データベース、ライダー(LiDAR)、高精度GPS、最新のドライバーアテンションシステム、カメラとレーダーセンサーのネットワークを組み合わせたもの。緊急時には、車載テレマティクスサービスの「オンスター」と連動する機能も備えており、ユーザーは、米国とカナダの延べ32万kmの高速道路を、ハンズフリーで走行することができる。

なお、シボレーブランドは、ボルトEUVがスーパークルーズを搭載する最初のシボレー車になる、としている。

シボレー・ボルト EUV のティザーイメージ《photo by Chevrolet》 シボレー・ボルト EUV のティザーイメージ《photo by Chevrolet》