フィアット 500 ハッチバック 新型《photo by Fiat》

フィアットは12月22日、新型『500』(Fiat 500)が英国でカーオブザイヤーとベストスモールEV賞、フランスでグリーンカー2020を受賞した、と発表した。

新型フィアット500の最大の特長は、EVとなったことだ。新型500の上位グレードには、最大出力118hpを発生するモーターを搭載する。動力性能は、0〜100km/h加速が9秒で、最高速は150km/h(リミッター作動)となる。

リチウムイオンバッテリーは、蓄電容量が42kWhに大容量化された。これにより、1回の充電での航続は、WLTPサイクルで320km。市街地のみを走行した場合の航続は、最大で460kmに到達する。

新型500には、充電を最適化するために85kWの急速充電システムが搭載されており、短時間で充電できる。例えば、日常の足としては充分な50kmを走行するために必要な電力は、わずか5分間で充電することが可能だ。急速充電器を使えば、35分でバッテリー容量の80%まで充電できる。

この新型500が、英国の「DrivingElectric」からカーオブザイヤーとベストスモールEV賞、フランスの「2020 Automobile Awards」においてグリーンカー2020を受賞した。

これで新型500は、「レッドドット・アワード2020」の「レッドドットデザインアワード」における「デザインコンセプト賞」、ドイツの有力自動車誌『AutoMotor und Sport』の読者が選ぶ「BestDesign2020」に続いて、合計4つの権威ある賞を獲得したことになるという。フィアットは、新型500がテクノロジーとデザインの面で電動モビリティの世界に革命をもたらしていることを証明するもの、としている。

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