トヨタ自動車は12月2日、『ハイラックス』の制動倍力装置(ブレーキブースタ)に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2018年7月27日〜2019年3月29日に製造された4087台。
対象車両は、ブレーキブースタにおいて、樹脂製ピストンの成形条件が不適切なため強度が低下したものがある。そのため、ブレーキペダルの繰返し操作により、ピストンが破損し、最悪の場合、倍力作用が損なわれて制動停止距離が伸びるおそれがある。
改善措置として、全車両、ブレーキブースタの製造番号を確認し、該当するものは良品と交換する。
不具合および事故は起きていない。海外市場からの情報によりリコールを届け出た。
トヨタ ハイラックス、制動停止距離が伸びるおそれ リコール
2020年12月03日(木) 06時30分
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