ポルシェ・タイカン がノルウェー発売半年で1000台目を納車《photo by Porsche》

ポルシェは11月9日、ノルウェーで1000台目となる『タイカン』(Porsche Taycan)を顧客に引き渡した、と発表した。

ノルウェーはEVの購入に、助成金を支給している。これにより2017年以来、ノルウェーでのEVのシェアは2倍以上に拡大し、現在ではおよそ50%に到達している。また、ノルウェー政府は、電動車の購入を支援する税制、充電インフラストラクチャの充実などによって、EVユーザーをサポートしている。これらすべてが、ノルウェーを世界で最もEVが普及している国に押し上げた。

ポルシェは1997年、ノルウェーに正規インポーターを置いて、同市場に進出した。ノルウェーはポルシェにとって比較的小さな市場で、年間販売台数は数百台程度。しかしタイカンが、これを変えたという。

ノルウェーでは今回、1000台目のタイカンが顧客に引き渡された。タイカンの発売により、ノルウェーでのポルシェの新車販売台数は、前年同期の2倍に増えている。タイカンは2020年春、欧州市場で発売された。発売半年で1000台目のタイカンを引き渡したノルウェーは、異例のペースといえる。

なおポルシェは2025年までに、すべての新車の半分以上を電動パワートレイン車にするという目標を掲げている。

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