トヨタは高性能コンパクトハッチバック、『GRヤリス』を発売したばかりだが、その頂点を極めるハードコアモデル『GRMNヤリス』の市販が確定した。その市販型プロトタイプをスクープサイト「Spyder7」のカメラがはじめて捉えた。
ニュル・ノルトシュライフェで捉えたGRMNヤリスのプロトタイプは、GRヤリスよりもボディをローダウン。カーボンらしきルーフをはじめ、フロントバンパー両サイドにウィングレット、フェンダーに巨大エアアウトレット、大型リアスポイラーなど過激なエクステリアが見てとれる。
またサイドビューでは、前後に異なるホイールを確認、リアにはABTアロイホイールが装着されているようだ。さらにリアエンドでは、センサーらしきものを装備しているが、おそらく車両のねじれ剛性を測定する機器と思われる。
ベースとなるGRヤリスのパワートレインは、1.6リットル直列3気筒ターボチャージャーエンジンを搭載、最奥出力272psを発揮する。一方GRMNヤリスでは、同エンジンをブーストアップ、最高出力は300ps程度が予想され、6速MTと組み合わされるだろう。駆動方式は四輪駆動となる。
GRMNヤリスの発売は、2021年以降が有力だ。
トヨタ渾身の『GRMNヤリス』、300馬力で市販へ!? 実車がニュル降臨
2020年10月14日(水) 10時00分
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