マツダの「SKYACTIV-G 2.5T」《photo by Mazda》

マツダは9月24日、「直噴ガソリンエンジンの熱効率向上のための高圧縮比燃焼技術に関する研究開発」に関する実績で、同社パワートレイン技術開発部の山川正尚氏が2019年度日本機械学会賞エンジンシステム部門賞(技術業績賞)を受賞したと発表した。

マツダはSKYACTIV-G以降、ガソリンエンジンの熱効率改善のために高圧縮比化の研究開発を推進。今回、高圧縮比を実現する革新的な燃焼技術を研究開発した論文や、特許の実績が高く評価され、エンジンシステム部門賞を受賞した。

日本機械学会賞は、日本機械学会により、「日本の機械工学・工業の発展を奨励する」ことを目的として1958年に設けられ、毎年、優秀な論文や技術などが表彰されている。マツダ社員が日本機械学会部門賞を受賞するのは最近10年では通算5回目となる。