トヨタ自動車/トヨタGAZOOレーシングは、WEC参戦で培った技術をフィードバックしたロード・ゴーイング・カー、『GRスーパースポーツ』を開発中だ。その開発中の1台が、ルマン24時間耐久レースが開催されているフランス、サルト・サーキットに登場した。
9月19日、レーススタート前の優勝トロフィ返還式に、前回優勝のトヨタGAZOOレーシングチームはGRスーパースポーツに乗って登場し、さらにデモ走行を行なった。
GRスーパースポーツは、コンセプトモデルが2018年1月の東京オートサロン2018で初めて披露された。乗車定員は2名、V6ツインターボエンジンとレース用のハイブリッドシステムTHS-Rを搭載していた。
2020年のモデルは、GRモデルの先行発表でお馴染みなった赤・黒・白のカムフラージュが施されている。2018年仕様と大きく異なる点は、ルーフのないロードスターであること。また詳細は発表されていないが、写真のキャプションには「プロトタイプ」と書かれていないこと。つまり、カムフラージュがなければそのまま市販仕様か。だとしたら、ノーズのトヨタマークのあるべきところもカムフラージュ柄で覆われているのは、なにか意味があるのか。
トヨタ GRスーパースポーツ、進化して出現…ルマン24時間サーキット
2020年09月20日(日) 06時30分
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