BMWのフラッグシップ・クロスオーバーSUV『X7』改良新型プロトタイプをスクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。
X7は、フランクフルトモーターショー2017でコンセプトモデルを発表した後、2019年に発売、日本にも同年に導入されているが、はやくも改良新型に着手されているようだ。
捉えたプロトタイプは、フロントマスクをフルチェン級にカモフラージュしている。わずかに除く部分からは、よりワイド化されるグリル、開口部がなめらかに新設計されたボンネットフードやバンパー、現在のユニットよりも低い位置に配置されているヘッドライトなど、フラッグシップ・セダン「7シリーズ」2020年型によったデザインが見てとれる。またリアエンドでは、テールライトのグラフィックが再調整されるほか、バンパーやエキゾーストシステムのリフレッシュが予想される。
キャビン内では、洗練されたインフォテイメントシステムとインストルメントパネルに加え、アップデートされた室内装飾品とトリムが提供されるだろう。
パワートレインでの注目は、水素レンジエクステンダー(ハイブリッド燃料電池車)搭載モデルの設定も噂されているが、現段階で実現される可能性は低いだろう。しかし、ハイブリッドパワーの追加が予想されるほか、3.0リットル直列6気筒ターボチャージャー、4.4リットルV型8気筒を搭載する「M50i」などがキャリーオーバーされる。
X7改良新型のデビューは、早くとも2021年後半と予想される。
フロントが大変身!? BMWの旗艦SUV『X7』、2021年に初の大改良へ
2020年09月03日(木) 08時00分
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