三菱自動車の米国部門は今秋、『アウトランダースポーツ』(日本名:『RVR』に相当)の2021年モデルを、米国市場で発売すると発表した。
アウトランダースポーツは、2020年モデルで大幅な改良を受けた。外観は、「ダイナミックシールド」のデザインコンセプトを進化させた。具体的には、フロントバンパー、ボンネット、フェンダーを変更した。左右から中央に向かって包み込むバンパーのプロテクト形状とフロントグリル部を、水平・垂直基調のスクエアなラインで構成。バンパー下部をスキッドプレート形状とすることで、力強さや堅牢さを表現した。また、フードに厚みを持たせたことにより、存在感を高めたフロントフェイスとした。
LEDを多用したフロントのランプデザインも一新されており、ウインカーとフォグランプをバンパーサイドに配置した。リアは、ウインカー以外のコンビネーションランプをLEDとし、車幅いっぱいに広がる水平基調の特長的でシャープなテールランプとすることで、ワイド感を強調した。また、バンパーも新デザインで、下部をスキッドプレート形状として、さらなる力強さを表現している。
インテリアは、ファブリック素材の見直しなどにより、全体の質感を引き上げた。各種スイッチ類にも改良を施した。最新の車載コネクティビティを採用スマートフォン連携ディスプレイオーディオの「SDA」(スマートフォンリンク・ディスプレイ・オーディオ)を改良し、タッチスクリーンのディスプレイサイズを、従来の7インチから8インチに大型化した。この最新の8インチSDAシステムを、SEグレードに搭載。また、USBメモリーに保存されている動画を、車両停止時に限って、SDA画面上で視聴できるようにした。
三菱自動車の米国部門は、このアウトランダースポーツの2021年モデルを、今秋米国市場で発売する予定だ。2021年モデルでは、標準装備を大幅に充実させる計画。アウトランダースポーツは、米三菱のベストセラーモデルだ。アウトランダースポーツは常に、このセグメントの重要モデルであり、スタイリングとトリムのアップデートによって、主導的地位を維持していく、としている。
三菱 アウトランダースポーツ に2021年モデル、今秋米国発売へ
2020年08月20日(木) 18時00分
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