日産のグローバル・クロスオーバーSUV、『キャシュカイ』次期型プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラがこれまでで最も鮮明に捉えた。
キャシュカイは、日本市場では2007年から2014年までの7年間『デュアリス』として販売されていたが、現在では「キャシュカイ」「ローグスポーツ」などの車名で海外で販売されているモデルだ。
6月には、日産が公開した4か年計画のティザームービー内にて、『フェアレディZ』新型などと一緒にシルエットが映されており、発表が迫っているとみられる。
これまでで最も鮮明に捉えたプロトタイプは、日産のアイデンティティ「Vモーショングリル」が露出。新グラフィックのLEDデイタイムランニングライト、シャープなヘッドライト、角張ったラインを取り入れ、『ローグ』や『エクストレイル』新型とフロントマスクのデザインを共有する可能性もありそうだ。
サイドビューでは、キックアップしたリアクォーターウィンドウのベルトラインが消滅しているように見えるが、偽装パネルにより隠されている。
次期型では、ルノー日産アライアンスの「CFM」プラットフォームを採用、マイルドハイブリッドとプラグインハイブリッドの両方に対応するとみられている。現段階では、日産の「e-Power」システムを搭載、三菱のプラグインハイブリッド技術の導入が予想され、それに伴いディーゼルエンジンは廃止される可能性もありそうだ。
また今回始めてキャビン内の一部を撮影することに成功した。クローズアップで捉えたコックピットは、多くが布で覆われておりディティールは不明だが、より大型のインフォテイメント・ディスプレイや、インフォテイメントパネル、最新のドライバーアシストシステムの搭載は間違いないだろう。
キャシュカイ次期型のデビューは2020年後半と思わるが、同時に「ローグスポーツ」新型として北米市場に導入されるかは不明だ。
日産 キャシュカイ 次期型を鮮明にスクープ!顔はエクストレイルに激似?コックピット内部も
2020年08月12日(水) 08時00分
関連ニュース
- 日産自動車、2030年までのフォーミュラE参戦を発表 (03月28日 18時15分)
- 東京E-Prix開催で日産自動車が公式パートナーに…フォーミュラE (03月21日 18時45分)
- ダットサンのスポーツカー:フェアレディは外せない…日産自動車の創立90周年 (12月26日 06時45分)
- 日産自動車創立90周年、源流のひとつが「プリンス自動車工業」 (12月25日 20時00分)
- 国立公園にEVで出かけると割引や特典…日本観光自動車道協会と日産自動車が連携 (10月04日 16時45分)