マセラティ クアトロポルテ 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》

マセラティのラグジュアリーサルーン、『クアトロポルテ』改良新型プロトタイプをカメラが捉えた。

マセラティは『ギブリ』、『レヴァンテ』、そしてクワトロポルテの3車種に高性能モデル「トロフェオ」を設定することを発表したばかりだが、そのベースモデルとなる改良モデルだ。

クアトロポルテは、「4」を意味する「クアトロ」と「扉」を意味する「ポルテ」つまり「4枚ドア」を車名に掲げ、1963年に初代が登場。現行モデルとなる6代目は2012年から生産されており、2016年に初の改良新型が発売されている。

今回目撃した車両は、2022年に次世代モデルが登場するまで、可能な限りの競争力を維持するべく投入される、2度目の大幅改良モデルのプロトタイプというわけだ。

そのプロトタイプは、刷新されたフロントノーズをむき出しにしている。ヘッドライトのLEDデイタイムランニングライトが上端を縁取り、側面がクリアになっている。グリルのアップライトはより厚く、フロントバンパーのエアインテークは若干拡大されていることがわかる。

リアエンドは、テールライトのグラフィックが微改良となるほか、バンパーにも小さな変更がなされる可能性がある。

最大の変更は内部にありそうだ。10.1インチのディスプレイ、フルデジタル・インストルメントクラスタ、最新のインフォテイメントシステムを搭載することが濃厚とされている。

パワートレインの注目は、ギブリハイブリッドから流用される2.0リットル直列4気筒+48Vマイルドハイブリッド、eブースターの電動ユニットだろう。最高出力は330ps、最大トルク450Nmを発揮するとみられる。

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