トヨタ・ヤリス《写真撮影 小林岳夫》

トヨタ自動車は7月30日、2020年6月のダイハツ、日野を含むトヨタグループの生産・国内販売・輸出実績(速報)を発表。グローバル販売台数(含軽)は前年同月比16.9%減の76万5373台で6か月連続のマイナスとなった。

トヨタグループの世界販売台数はコロナ禍の影響で、4月は同45.3%減、5月は同34.1%と落ち込んでいたが、6月は同16.9%減まで回復した。

国内販売(含軽)は同23.1%減の15万3568台で9か月連続の前年割れとなった。含軽市場のシェアは44.2%で、前年同月と比べて0.1ポイントダウン。海外販売は同15.1%減の61万1805台で6か月連続のマイナスとなった。

グローバル生産台数は同24.3%減の67万3424台で9か月連続のマイナスとなった。国内生産は同37.0%減の23万6531台で9か月連続のマイナス。海外生産は同15.0%減の43万6893台で13か月連続のマイナスとなった。

輸出は同47.1%減の9万8075台で7か月連続のマイナスだった。

2020年上半期(1〜6月)の世界販売台数は前年同期比21.6%減の416万4487台で4年ぶりの前年割れとなった。国内販売(含軽)は同16.4%減の101万2905台で2年ぶりのマイナス。含軽市場のシェアは45.9%で、前年同期と比べて1.9ポイントアップ。海外販売は同23.1%減の315万1582台で4年ぶりのマイナスとなった。

グローバル生産台数は同28.1%減の392万6633台で2年ぶりのマイナスとなった。国内生産は同24.3%減の176万9514台で4年ぶりのマイナス。海外生産は同31.0%減の215万7119台で2年ぶりのマイナスとなった。

輸出は同28.7%減の79万6494台で4年ぶりの前年割れとなった。

ダイハツ・タント《写真提供 ダイハツ工業》