FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は1月23日、レンタカー大手のエイビスと提携を結び、欧州で2万台を超えるフィアット、ジープ、アルファロメオなどのFCAの各ブランドのレンタカーを、コネクテッドカーにすると発表した。
エイビスの顧客は、レンタカーの利用に関するすべての手続きを、エイビスのモバイルアプリで行えるようになる。例えば、希望する車両の選択、アップグレード、レンタル期間の延長などが、スマホを通じて可能になる。
レンタカーの返却も、コネクテッド技術で自動化される。顧客はスマホのアプリをタップするだけで、レンタカーを返却できる。車両のロックとロック解除は、スマホで行う。
また、FCAのコネクテッドレンタカーは、燃費、燃料残量、車両のメンテナンス状態などのデータを遠隔で測定し、データをリアルタイムで提供する、としている。
FCA、フィアットやジープのレンタカーをコネクテッド化へ…スマホキーを欧州導入
2020年01月24日(金) 18時00分