フィアット 500e 次期型プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》

フィアットの次期主力EVとなる『500e』のプロトタイプを、スクープサイト『Spyder7』のカメラが初めて捉えた。昨年末にも開発車両をキャッチしたが、現行型500/500eのボディを利用したテストミュールだった。今回捉えたプロトタイプが生産モデルとなる。

次期型のアーキテクチャには、新型『パンダ』と共有する新開発プラットフォームを採用する。次期型500eは開発当初よりEVパワートレーンの搭載を想定しているため、EVとしての性能向上はもちろん、より効率的なレイアウトによる広いフットスペースを提供してくれるはずだ。

プロトタイプは一見、現行型500/500eと同じだが、よりAピラーに傾斜がつけられ、空力的なスタイリングを持っているようにも見える。ドアミラーの取り付け位置がウインドウ側に変わっているのは明らかな違いだ。

また2019年3月のジュネーブ、今年1月のCESで公開された『コンセプト・チェントヴェンティ』を彷彿させるコンパクトなヘッドライト、グリルレスのフロントエンドが予想される。ドアパネルの下部には深いプレスライン、リアハッチ上部にはスポイラーを装備。テールライトは細い縦型になっているのも確認できる。

2枚撮影したコックピット画像のうちの1枚からは、インフォテイメントシステム用の大型ディスプレイが見て取れるほか、新デザインのステアリングホールなどが装備されている様子も伺える。

現行モデルの500eは、最高出力111ps、最大トルク200Nmを発揮し、1回の充電で84マイル(135km)の航続が可能だが、すべての数値が向上するだろう。

また次期型500では、ワゴンボディの『500ジャルディニエラ』が設定されるという情報もある。ジャルディニエラは、1957年から1977年まで発売された2代目に存在していたモデルで、その復刻版となる。こちらにもEVバージョンは設定されるか。

500eのワールドプレミアは、最速で3月のジュネーブモーターショーと見られており、2021年には米国市場に投入されると予想される。

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