BBS(東京オートサロン2020)《撮影 大野雅人(Gazin Airlines)》

1970年にドイツ人技師がBBSを立ち上げてからことしで50年。設立から13年後の1983年に日本製鍛造ホイールを製造・販売してきたBBSジャパンは、東京オートサロン2020でその歴史と技術を新旧のBMW『M5』に載せて紹介した。名作といわれる「RS」と新作「RE-V7」も話題を呼んだ。

1972年、スリーピースレーシングホイールの製造を開始したBBSは、日本BBSを設立し、そこからBBS鍛造ワンピースホイール、マグネシウム鍛造F1TM用レーシングホイール、ル・マン24時間耐久レース供給ホイール「LM」、マグネシウム鍛造F1用レーシングホイール、超超ジュラルミン鍛造ホイールと技術革新を続けてきた。

そんなBBSジャパンは今回、正面左にBMW M5(E28)、右に最新 BMW M5(F90)を並べ、E28には当時大人気だった鋳造モデルを、F90には最新の鍛造モデル「RE-7V」を履かせてその50年の歴史を伝えた。

正面奥には、「RE-V」シリーズのビレット(アルミの塊)から鍛造、スピニング、旋盤(機械加工)、中間仕上げと、それぞれの工程でのリアルな素材を展示。モニターでは鍛造からパッケージングまで、各スタッフが仕事観を語るインタビュー映像が映し出され、BBSファンが熱心に見入っていた。

そしてそのど真ん中に置いたのが、「BBSといえばこれ!」といわせる名作RSシリーズの現代版アルミ鍛造2ピースホイル「SUPER-RS」だ。

「BBSのイメージを日本国内で定着させた、名作RSは、いまもインナーとアウターリムを一体化したSUPER-RSに受け継がれている。これまで20インチのみの設定だったけど、18インチや19インチの復活を望む声が多かった。今回は19インチを再設定し、「50 Anniversary」の彫刻を施した限定品を販売する」(同社)

またその脇には、ゴールドの新色リムBKBD(ブラックブライトダイヤカット)を採用した「LM」(アルミ鍛造2ピース、20インチ)も並べ、「通常のLMとの輝きや色の放ち方を比較できるようにした」。

さらに、BMW M5(F90)に履かせていた新作 RE-V7については、「BBSの原点でもあるモータースポーツでの活躍が、国内ユーザーのBBSイメージに根付いている。RE-V7は、その原点に立ち返ったモデル。レースシーンで得たノウハウを市販ホイールに最大限フィードバックしたモデル。まずは18インチから発売していく」と来場者に伝えていた。

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