ヴァレオ(Valeo)は1月7日、米国ラスベガスで開幕するCES 2020において、自動運転の電動配送ドロイドの「eDeliver4U」を初公開すると発表した。
eDeliver4Uは、中国の大手食品流通サービスプロバイダーのMeituan Dianpingとの協業で開発。フル電動の48Vシステムを搭載する。ヴァレオの認識システムによって、自動でルートを検知することができる。このため、ゼロエミッションでの都市部の配送に適しているという。
このドロイドは、ヴァレオのプラットフォームが提供するモジュールの活用例のひとつだ。これらのプラットフォームは、既存の自動車のみならず、都市向けの小型モビリティにも搭載できる。工場、メンテナンスセンター、倉庫、ショッピングセンター、空港、駅などのクローズドな場所や屋外で使用でき、物流や配送などの業務に役立つという。
ヴァレオのセンサーと電動化技術は、フランスのスタートアップのTwinswHeelが開発した2台のドロイドにも搭載されている。「TH03」と「TH05」の2台の自動運転ドロイドは、それぞれ60 kg、130 kgの荷物を7km/hで輸送でき、5cmから3 m離れている人を追尾する。
ヴァレオ、自動運転の電動配送ドロイド発表へ…CES 2020
2020年01月06日(月) 13時00分
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