BMWグループが工場に導入している生産性向上のAIアルゴリズム《photo by BMW》

BMWグループ(BMW Group)は12月12日、生産現場で使用されているAI(人工知能)アルゴリズムを、オープンソースプラットフォームとして公開すると発表した。

BMWグループは現在、工場の生産現場において、多くのAIアプリケーションを活用している。 たとえば、AIは、三角停止表示板がトランクの適切な場所に搭載されているかどうかを確認するなど、単調な作業から従業員を解放する。

現在、三角停止表示板の確認は、カメラと自己学習ソフトウェアによって行われている。カメラのライブ画像と数百の保存画像をミリ秒で比較し、異常を検出している。

BMWグループは、工場の生産現場で使用されているAIアルゴリズムを、オープンソースプラットフォームとして公開する。これにより、世界中のソフトウェア開発者がソースコードを表示し、変更や使用、改善することができるようになる。

BMWグループは、オープンソースのアプローチは、ソフトウェア開発者とBMWグループの両方に利益をもたらす。さらなるオープンソース開発が、ソフトウェアの迅速かつ機敏な進歩につながることを期待する、としている。

BMWグループが工場に導入している生産性向上のAIアルゴリズム《photo by BMW》 BMWグループが工場に導入している生産性向上のAIアルゴリズム《photo by BMW》 BMWグループが工場に導入している生産性向上のAIアルゴリズム《photo by BMW》