BMW 3シリーズ《撮影 宮崎壮人》

「日本カー・オブ・ザ・イヤー2019-2020」の最終選考会6日、東京都内で行なわれ、トヨタ『RAV4』が“今年の1台”に決まった。インポートカーオブザヤーはBMW『3シリーズ』セダン(BMW 3 Series)が選ばれた。選考委員でモータージャーナリストのこもだきよし氏は3シリーズに10点を投じた。

以下は日本カー・オブ・ザ・イヤーHPに掲載されたこもだきよし氏のコメント。

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駆け抜ける歓びを貫き、再びこのセグメントのベンチマークになったBMW3シリーズは、2020年モデルでは、このモデルのデビュー当初より乗り心地も良くなっている。

先進装備はACCだけでなく、高速道路上に限るが渋滞中に60km /h以下ならハンズオフで走れる新しい機能も盛り込んでいる。オートパーキングによる縦列駐車、車庫入れの機能も向上し、さらに50mまでの後退なら来た道を覚えていてハンドル操作はクルマがやってくれるという装備も標準で付いてくる。

ハンドリング、乗り心地といった動的な性能だけでなく、質感の高さや美しさに関しても高いレベルで仕上がっている。ラインナップも豊富で、4気筒ディーゼル、4気筒と6気筒のガソリン、2輪駆動、4輪駆動も選べるから、住んでいる場所やライフスタイルに合わせて選ぶことができるのも嬉しい。

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全投票点数(掲載はノミネート番号順)
トヨタ・カローラ/カローラツーリング:5点
トヨタRAV4:5点
マツダ3:3点
BMW3シリーズセダン:10点
メルセデスベンツAクラス/Aクラスセダン:2点

日本カー・オブ・ザ・イヤーは選考委員の投票によって決定する。60名の委員がそれぞれ25点の持ち点を対象車10車種(10ベスト)のうち5車種に配点する。そのうち最も高く評価する車種に対して必ず10点を与える。10点を与える車種は1車種とする。2019-2020では、トヨタRAV4が436点でイヤーカーに選ばれた。『マツダ3』が328点で次点、3位はBWM『3シリーズ』の290点だった。輸入車で最高得点の3シリーズがインポートカーオブザヤーとなった。

BMW 3シリーズ《撮影 雪岡直樹》 BMW 3シリーズ《撮影 宮崎壮人》 BMW 3シリーズ《撮影 宮崎壮人》 BMW 3シリーズ《撮影 宮崎壮人》 BMW 3シリーズ《撮影 雪岡直樹》 BMW 3シリーズ《撮影 宮崎壮人》 BMW 3シリーズ《撮影 宮崎壮人》 BMW 3シリーズ《撮影 宮崎壮人》 BMW 3シリーズ《撮影 宮崎壮人》 BMW 3シリーズ《撮影 宮崎壮人》 BMW 3シリーズ《撮影 宮崎壮人》 BMW 3シリーズ《撮影 宮崎壮人》 BMW 3シリーズ《撮影 宮崎壮人》 BMW 3シリーズ《撮影 宮崎壮人》 BMW 330i セダン《撮影 宮崎壮人》