メルセデスベンツ Sクラス 次期型プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》

メルセデスベンツのフラッグシップ・4ドアサルーン、『Sクラス』新型プロトタイプを、これまでで最もカモフラージュが薄い状態でカメラが捉えた。

シュトゥットガルトのダウンタウンで捉えた最新プロトタイプ車両は、グリルを始め、ボンネットフード、トランク、A、B、Cピラーなどが露出しており、これまでより多くの偽装が削ぎ落とされている。また小さなボックスで隠されていたドアハンドルも見てとれる。おそらくドライバーが近づくと自動的にポップアップされる機能を持っているはずだ。ボディは大型化されることが濃厚で、居住空間がさらに充実するだろう。

注目は、「Distronic Active Proximity Control」と「Active Steer Assist」の大幅な向上だ。GPS衛生にリンクし、『Eクラス』に搭載されるドライブパイロットのアップグレードにより、高度な運転支援機能を装備、都市の道路やジャンクションなど状況に瞬時に対応する。新型Sクラスはこの技術を最初に手に入れるモデルとなるだろう。

キャビン内には、世界最大のタブレット「iPad Pro 12.9」よりも大型の可能性がある、巨大タッチインフォテインメントスクリーンを搭載。ディスプレイの下には、運転モードをはじめ、ハザード、音量、オン/オフいくつかのボタンが装備され、その内いくつかはタッチセンサータイプのコントローラーとなっているはずだ。

パワートレインに関してだが、メルセデスは『AMG S65』にV12エンジンを搭載した最終モデルを3月に発表しており、ベースモデルのSクラスにもV型12気筒は今後搭載されないと予想されていた。しかし広州モーターショーで行われた「GTSpirit」のインタビューにて、ダイムラーの最高経営責任者オラ・カレニウス氏は、V12エンジンを示唆、搭載が濃厚であることがわかった。

そのほか予想されるラインアップは、直列6気筒ディーゼルターボをはじめ、V型6気筒ツインターボ、2.9リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジン+電気モーターを搭載するPHEVモデルなどで、EV走行だけで62マイル(約100km)の航続が期待されている。さらにSクラスの「MRA」アーキテクチャと異なる、新しい「MEA」プラットフォームを採用するEV版Sクラス『EQS』の設定も控える。

新型Sクラスのワールドプレミアは2020年で、ドイツのジンデルフィンゲンにある新しい「Factory 56」工場で生産を開始する予定とされている。

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