フォルクスワーゲンは11月27日、10万台目となる『e-ゴルフ』(Volkswagen e-Golf)を顧客に引き渡した、と発表した。
e-ゴルフは、『ゴルフ』のEVだ。最新モデルは、モーターが最大出力136hp、最大トルク29.6kgmへ性能アップした。従来比で、20hp、2kgmの強化にあたる。この効果で、0〜100km/h加速9.6秒、最高速150km/h(リミッター作動)の動力性能を発揮する。最高速は従来よりも、10km/h引き上げられた。
二次電池のリチウムイオンバッテリーは、蓄電容量を24.2kWhから35.8kWhに大容量化した。1回の充電で航続は、230km(WLTP計測モード)の性能を備えている。
フォルクスワーゲンは今回、10万台目となるe-ゴルフを顧客に引き渡した。2014年の欧州発売から、およそ5年での10万台到達となった。
e-ゴルフの2019年1〜10月の世界販売は、およそ2万7900台だ。2018年の通年の2万4800台を上回った。フォルクスワーゲンは、ノルウェー、ドイツ、米国、英国、オランダでの販売が好調、としている。
VW ゴルフ のEV、『e-ゴルフ』…10万台目を顧客に引き渡し
2019年11月29日(金) 13時00分
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