C180ステーションワゴン《写真 メルセデス・ベンツ日本》

メルセデス・ベンツ日本は11月21日、『Cクラス』および『Eクラス』23車種について、電動パワーステアリングに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2014年10月22日から2019年8月24日に輸入された3432台。

対象車両の電動パワーステアリングは、ステアリングラックのロックナットの製造機器管理が不適切なため、内部亀裂が生じているものがある。そのためロックナットが破損し、最悪の場合、ステアリングラックの動きが妨げられることで操舵不能になるおそれがある。

改善措置として、全車両、電動パワーステアリングを良品と交換する。

不具合および事故は起きていない。ドイツ本社からの情報によりリコールを届け出た。

◆対象車両

・Cクラス
C180、C180ステーションワゴン、C180クーペ、C180カブリオレ、C200、C200ステーションワゴン、C220d、C220dステーションワゴン、C350e、メルセデスAMG C63S、メルセデスAMG C63Sステーションワゴン、メルセデスAMG C63Sクーペ、メルセデスAMG C63Sカブリオレ

・Eクラス
E200、E200ステーションワゴン、E200クーペ、E200カブリオレ、E220d、E220dステーションワゴン、E250、E250ステーションワゴン、E300クーペ、E350e

改善箇所《画像:国土交通省》