デンツァ・コンセプトX(参考画像)《photo by DENZA》

ダイムラーは、11月22日に中国で開幕する広州モーターショー2019において、デンツァブランドの新型車、『デンツァX』(DENZA X)を初公開すると発表した。

メルセデスベンツを擁するダイムラーと中国のBYD(比亜迪)は2010年3月、技術提携を発表した。2010年5月には、中国でEVを共同開発することを目的に、合弁会社の「深センBYDダイムラー・ニューテクノロジー社」を設立した。

デンツァは、ダイムラーとBYDが立ち上げた新ブランドだ。2014年4月、北京モーターショー2014において、同ブランド初の市販EVとして、『デンツァ』を発表した。ダイムラーの持つ豊富な自動車開発のノウハウと、電池大手のBYDのバッテリー技術を融合したEVだ。その後、車種ラインナップを拡大している。

11月22日、中国で開幕する広州モーターショー2019において、デンツァブランドの新型車、デンツァXが初公開される予定だ。デンツァXは、中国のアドバンスデザインセンターによって、開発された。プラグインハイブリッド車(PHV)とEVが設定される、としている。