BMWモトラッド・コンセプト R18《photo by BMW》

BMWの二輪部門のBMWモトラッドは、11月20日(日本時間11月21日未明)に米国で開幕するロサンゼルスモーターショー2019に、『コンセプトR18』(BMW Motorrad Concept R18)を出展すると発表した。

コンセプトR18は、1960年代に始まったボクサー(水平対向)エンジンの未来に焦点を当てながら、BMWモトラッドがクラシックなデザインアイコンを導入して仕上げたカスタムバイクだ。

デザインの最大のテーマは、すべてを見えるようにすること。コンセプトR18は、すべての部分に機能的な目的がある。ボクサーエンジン、クレードルフレーム、ユニバーサルシャフト、ブラック仕上げの燃料タンクなどのディティールを、あえて見せるデザインにこだわったという。

パワートレインは、新開発の2気筒の排気量1800ccボクサーエンジンだ。その外観は、BMWモトラッドのフラットツインエンジンを意識したもの。最新の空冷システムやオイル冷却システムを採用する。エンジンブロックとトランスミッションは、ガラスビーズブラストアルミ製。アルミ部品は手作業で磨き上げられた。

カラーデザインについては、黒いベースカラーと組み合わせたフォークと燃料タンクの上の白いラインが、古典的なBMWをモチーフにした。シングルレザーシートのデザインは、1950年代がモチーフ。ヘッドランプデザインのグラフィックも、1950年代を彷彿とさせるものとしている。

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