日産 IMk(東京モーターショー2019出品車)《撮影 雪岡直樹》

「EVシティコミューター」として東京モーターショー2019で日産が公開した『IMk』。ボディサイズは全長3434mm×全幅1512mm×全高1644mm。この数値は軽自動車枠を超えるもので、日産は公式には「軽自動車」とは言っていない。

しかし、車体は同社の軽自動車『デイズ』をベースとしているのは見ての通り。張り出したフェンダーや前後デザインの変更で、軽自動車枠をはみ出していると考えていいだろう。

日産自動車のデザインダイレクターであるジオバーニ・アローバ氏は IMkのデザインに関して「ルーフなどは“水引”からインスピレーションを受けている。軽自動車ながら美的なセンスを持っていて、同時に日本の工芸職人のような精神もある」と説明。

水引テイストのルーフと合わせてショー用の演出ではあろうが、ヘッドライトやグリルの光が変化してコミュニケーションツールとして機能し、メーターはプリズムディスプレイとなっているのもデザイン上のポイントだ。

日産は軽自動車EVの市場投入を予定しており、IMkはそれを示唆していると考えて間違いない。開発関係者も「小型EVを日本向けに洗練させたカタチ」と言う。

それを踏まえて気になるのは、プレスリリースに「新開発のEVプラットフォームを採用」と書かれていること。それを素直に受け取ると、既存の軽自動車をベースにEV用としたプラットフォームではなく、EV用に新しく超コンパクトなプラットフォームを開発したということになる。もしくは、コンパクトカーのEVと共有するというのだろか?

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