ルノー・ルーテシア新型(東京モーターショー2019)《撮影 二城利月》

ルノー・ジャポンは、東京モーターショー2019のプレスカンファレンスにて、5代目となる新型『ルーテシア』(本国名『クリオ』)を公開した。

登壇したルノー・ジャポン株式会社の大極司社長によると、ルノー・ジャポンは車作りにおいて「パッションフォーライフ」を大切にしており、今回の新型ルーテシアもそのルノーの「パッション」を体現したモデルだそう。「機能、装備、室内空間、あらゆる面でクラスを超えるモデル」に仕上がっているとのこと。運転支援システムもフルで搭載しているそうだ。

かつてルノーにはフランス語で5を意味する『サンク』と呼ばれる、“時代を切り開く”コンパクトカーが存在していた。新型ルーテシアは5代目であることにちなみ、大極社長は「個人的に」と前置きした上で、『ルーテシア・サンク』と呼びたいと語っていた。

デザインを担当したアンソニー・ロー氏は、「高い評価を受けていた4代目を超えるのは困難な課題だった」とした上で、「現代的なボディでインテリアを刷新。車内には最高の素材を用い、ドライバー重視のインテリアで、細部にこだわり、スポーティに走りを楽しめるようにした」と語る。また、「情熱をもって最高のルーテシアを届けるべく開発を行ってきた。新世代のルノーモデルのパイオニアとなるだろう」とも。

最後に大極社長はこれからもルノー・ジャポンは「パッション」を提供し続けるメーカーであり、今回のルーテシアは「エポックメイキングなモデルになると信じている」と語っていた。

新型ルーテシアは2020年前半には発売予定だ。

ルノー・ルーテシア新型(東京モーターショー2019)《撮影 二城利月》 ルノー(東京モーターショー2019)《撮影 二城利月》 ルノー・サンク(資料画像)《photo (c) Getty Images》