ドイツのライドシェア企業、クレバー・シャトル社のトヨタ・ミライ《photo by Toyota》

トヨタ自動車の欧州部門、トヨタモーターヨーロッパは9月19日、ドイツのライドシェア企業、クレバー・シャトル社の45台の『ミライ』(Toyota Mirai)が、導入2年で延べ220万km以上をゼロエミッション走行した、と発表した。

クレバー・シャトル社は、ドイツ・ハンブルグに2014年に設立されたライドシェア企業だ。主に列車からの乗り継ぎを希望するユーザーに、乗り継ぎサービスを提供する。このサービスは専用アプリで予約し、同じ目的地に向かう乗客が相乗りすることで、標準的なタクシー料金よりも40%安い運賃を可能にしている。

サービス開始は2017年9月、まずはドイツ・ハンブルクで。その後、ミュンヘンとシュトゥットガルトに、サービスを拡大展開した。クレバー・シャトル社では当初の20台に加えて、15台のミライを追加導入するなど、ミライの保有台数を増やしてきた。現在では、ミライの保有台数は合計45台へ拡大している。

このクレバー・シャトル社の45台のミライが、導入2年で延べ220万km以上をゼロエミッション走行した。56万7000人の乗客を、ミライはライドシェアで輸送した、としている。

ドイツのライドシェア企業、クレバー・シャトル社のトヨタ・ミライ《photo by Toyota》