三菱 アウトランダー PHEV の英エッピングフォレストの保護パトロールカー《photo by Mitsubishi Motors》

三菱自動車の欧州部門は9月3日、『アウトランダーPHEV』(Mitsubishi Outlander PHEV)3台を、英国ロンドン市に納入した、と発表した。ロンドン最大の森のひとつ、「エッピングフォレスト」の保護パトロールに使用される最初の電動車両になる。

アウトランダーPHEVは最新の2019年モデルで、駆動用バッテリーとエンジンを新設計する大幅改良を実施した。モーターやジェネレーターの出力を向上させるなど、プラグインハイブリッドEVシステムの主要構成部品のうち、ほぼ一新といえる約9割のコンポーネントを改良している。

エンジン排気量は、2.0リットルから2.4リットルに、400cc拡大。このガソリンエンジンは、カムプロフィールの変更とバルブタイミング制御により、アトキンソンサイクル化を図り、低回転域で効率性の高い発電を可能にしている。また、エンジン発電制御を全域で見直し、エンジン音を大幅に低減させることで、発電によるエンジン始動時の違和感を低減させた。

さらに、駆動用のリチウムイオンバッテリーの蓄電容量は、約15%向上させ13.8kWhとし、最大出力も約10%引き上げた。ジェネレーターやリアのモーターの出力も約10%向上させることにより、力強い走りを追求した。2019年モデルのパワースペックは、エンジンが135ps、フロントモーターが82ps、リアモーターが95psとなる。

三菱自動車の欧州部門は、このアウトランダーPHEVを3台、英国ロンドン市に納入した。ロンドン最大の森、エッピングフォレストの保護パトロールに使用される最初の電動車両になる。最大45kmのEVモードを備えたアウトランダーPHEVは、エッピングフォレストの保護パトロールチームが最小限のノイズと排出ガスで、任務を遂行することを可能にする、としている。

三菱 アウトランダー PHEV の英エッピングフォレストの保護パトロールカー《photo by Mitsubishi Motors》 三菱 アウトランダー PHEV の英エッピングフォレストの保護パトロールカー《photo by Mitsubishi Motors》 三菱 アウトランダー PHEV の英エッピングフォレストの保護パトロールカー《photo by Mitsubishi Motors》 三菱 アウトランダー PHEV の英エッピングフォレストの保護パトロールカー《photo by Mitsubishi Motors》 三菱 アウトランダー PHEV の英エッピングフォレストの保護パトロールカー《photo by Mitsubishi Motors》 三菱 アウトランダー PHEV の英エッピングフォレストの保護パトロールカー《photo by Mitsubishi Motors》 三菱 アウトランダー PHEV の英エッピングフォレストの保護パトロールカー《photo by Mitsubishi Motors》