1台の謎のポルシェ『パナメーラ』開発車両をニュルブルクリンクで目撃した。海外一部メディアでは、チューナー「ゲンバラ」のプロトタイプと報道されているが、Spyder7では、ポルシェが極秘開発するハードコア(高性能)モデルであることが濃厚という情報を入手した。
パナメーラは、同社初のフル4シーターの4ドアサルーンとして、2009年から発売されているモデルだ。頂点に君臨する『ターボS E-ハイブリッド』は、最高出力550psを発揮する4.0リットルV型8気筒エンジンに電気モーターを組み合わせ、システム合計680ps、最大トルク850Nmのパフォーマンスを発揮する。
これまで「ロサイル・インターナショナル・サーキット」、「ドバイオートドローム」、「ブッダ・インターナショナル・サーキット」、「ヤス・マリーナ・サーキット」、「キャラミ・グラン・プリ・サーキット」、「バーレーン・インターナショナル・サーキット」でハイブリッド4ドアセダン最速レコードを記録していることからも、その高性能ぶりがわかるだろう。
2代目となる現行型は2016年に登場し、現在改良モデルを開発中だ。改良モデルでは、2ドアモデルやコンバーチブルの噂があるが、ハードコアモデルも設定されることになりそうだ。
捉えたプロトタイプは、フロントバンパーのコーナーにカナード、リアエンドにガーニーフラップを装着しており、『911』で言うところの『GT3』のイメージかもしれない。また最高出力はターボS E-ハイブリッドを凌駕する驚異の820psという情報も入手している。
まだ車名も断定できていないが、ワールドプレミアは2020年初頭が予想され、限定モデルの可能性もあるという。
ポルシェの極秘プロジェクト? 820馬力の「スーパー・パナメーラ」をスクープ!
2019年08月19日(月) 07時00分
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