メルセデスベンツは、現在エントリー・クロスオーバーSUV『GLA』次期型を開発しているが、その高性能モデルとなる『AMG GLA35』、及び頂点に君臨する『AMG GLA45』の同時スクープに成功した。
「GLA」はエントリーSUVとして、2014年に北米でデビュー、同年に日本にも導入されている。2017年にはマイナーチェンジが行われ、同社クロスオーバーSUVの特徴である「パンチドグリル」を採用、SUV色が強められた。初のフルモデルチェンジでは、薄型のヘッドライトを装着。「MFA2」プラットフォームを採用し、ホイールベースが延長されるほか、トレッドの拡大も見込まれている。
今回はその高性能モデルとなる、AMG GLA35、及びGLA45を同時にキャッチした。捉えた両プロトタイプを比較すると、クローズアップ写真でも確認できる通り、GLA45のルーフスポイラーはアグレッシブな上向きのデザインが与えられ、ホイールもそれぞれ専用デザインを持つほか、エキゾーストパイプの太さにも違いが見られる。
しかし顕著なのはフロントグリルだろう。どちらもカモフラージュされているが、GLA45には縦スラットの入ったパナメリカーナグリルが装着されるはずだ。
AMG GLA35のパワートレインは、最高出力306psを発揮する2.0リット直列4気筒ガソリンターボエンジン、AMG GLA45には世界最強と伝えられている「M139」直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジン最高出力を搭載、最高出力は387psを発揮する。また遅れて登場が予想される「AMG GLA45S」は最高出力が421psまで向上すると噂されている。
ワールドプレミアは、早くても2020年以降となるだろう。
世界最強の4気筒も…メルセデスAMG GLA「35」&「45」開発車両を徹底比較!
2019年08月15日(木) 08時00分
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