左から白馬村長の下川正剛氏、白馬村キャラクターのヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男三世、日本EVクラブ代表理事の館内端氏《写真 VGJ》

長野県白馬村が行っている電気自動車(EV)のシェアリングサービス「白馬EV シェアリング」において、8月2日よりVWのEV『e-ゴルフ』の無料シェアリングサービスが開始される。

白馬EVシェアリングは、環境省が推進する地球温暖化対策に貢献する、あらゆる「賢い選択」を促す国民運動「クールチョイス」に賛同した白馬村が、CO2排出抑制対策事業として行っているEVのシェアリングサービス。2年目の今年は、2台のe-ゴルフが使用される。貸し出し対象者は、白馬村民および白馬村内の宿泊者。

申込開始日は7月30日で、実施期間は8月2日から11月29日まで。利用期間は、月曜午後から金曜午前までの5日間か、金曜午後から月曜午前までの4日間で、どちらかの期間を選んで、利用の3日前までに白馬村役場総合案内に電話にて予約を行う。料金は無料。

なお、白馬村は、水力など自然エネルギーによる電力自給率が約96%であり、その電力によって充電することで、白馬村ではe-ゴルフをほぼCO2フリーで利用することができる。

独フォルクスワーゲン グループ本社は7月10日、環境保護に関する新たな企業理念のステートメント「goTOzero」を発表し、2050年までに環境バランスシートをCO2ニュートラルにすると表明している。e-ゴルフを輸入するフォルクスワーゲン グループ ジャパンもグループの一員として、自然エネルギー電力による今回の白馬EVシェアリングをサポートしていく。