ルノー・日産自動車と米ウェイモ社は6月20日、無人自動運転サービス実現の可能性について検討を行う独占契約を締結したと発表した。
ウェイモ社は、Googleの自動運転車の開発部門が分社化して2016年12月に誕生したIT企業。米国の公道で1000万マイル以上の自動運転走行を達成している。今回の契約では、各社の強みを持ち寄り、市場機会の分析、無人自動運転サービスに関係する商業的および法規面の課題を共同で調査することで、より知見を高めることを目指す。
今回の合意は、長期的かつ収益性のある無人自動運転サービス事業の開発に向けた、第1段階。まずフランスと日本でその可能性について検討を行い、その後、中国を除く他市場への検討に移る。ルノーと日産はさらなる事業化検討を進めるため、無人自動運転サービス事業に特化したアライアンスの合弁会社を、フランスと日本にそれぞれ設立する予定だ。
ルノー・日産、米ウェイモ社と無人自動運転で連携 実現に向け検討開始へ
2019年06月20日(木) 22時00分
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