三菱 アウトランダー PHEVの2019年モデル《photo by Mitsubishi》

三菱自動車の米国法人、三菱モータースノースアメリカは、『アウトランダーPHEV』(Mitsubishi Outlander PHEV)の2019年モデルが「ベストグリーンビークルハイブリッド/PHEV」賞を受賞した、と発表した。

アウトランダーPHEVの2019年モデルでは、駆動用バッテリーとエンジンを新設計とし、モーターやジェネレーターの出力も向上させた。プラグインハイブリッドEVシステムの主要構成部品のうち、約9割のコンポーネントを改良している。

エンジン排気量は、2.0リットルから2.4リットルに拡大した。カムプロフィールの変更とバルブタイミング制御により、アトキンソンサイクル化を図り、低回転域で効率性の高い発電を可能にする。駆動用バッテリーの蓄電容量は、約15%向上させ13.8kWhに。最大出力も約10%引き上げた。ジェネレーターやリアのモーターの出力も約10%向上させることにより、力強い走りを追求した。

このアウトランダーPHEVの2019年モデルが、ベストグリーンビークルハイブリッド/PHEV賞を受賞した。この賞は、米国のニューイングランド・モータープレス協会が毎年発表しているもの。冬季に数多くの車両をテストし、最も優れたウインターパフォーマンスを実現している車両を選出している。

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