ルノーのコンパクトEV、『ゾエ』が初のフルモデルチェンジを迎えようとしている。その次期型プロトタイプをカメラが捉えた。
ゾエは、2018年上半期の欧州販売実績において、ベストセラーEVの座を日産『リーフ』に明け渡したが、後半に盛り返し、年間で3万9458台を販売。前年比26.1%増と2桁の伸びを見せた。同門であるリーフとは今後も強力なライバル関係が続きそうだ。
捉えたプロトタイプは未だカモフラージュが重く、ディテールは不明だ。しかしスクエアのメッシュエアインテークや新デザインのサイドミラーが見てとれるほか、リアウィンドウが寝かされ、ラウンドしたルーフエンドが確認できる。
次期型では、ルノー日産三菱アライアンスにより開発された新型EVプラットフォームを採用。これにより居住空間がアップし、大容量バッテリーの搭載が可能になる。
パワーユニットには、50kWh大型バッテリーを搭載し、WLTP基準で249マイル(400km)の航続距離を実現する。最大出力は、現行モデルの110psから150psへと大幅にアップされる可能性が高いことも判明。また新開発の100kW CCS2 高速充電テクノロジーにより、充電能力も大きく向上するようだ。
次期型は、2019年末までに発表され、2020年初から発売が予想されている。
日産ルノーがEVでガチンコ対決!?「ゾエ」大幅パワーアップで年内デビュー
2019年03月25日(月) 08時00分
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