iDriveディスプレイに映された「BMW X3M 」の姿《APOLLO NEWS SERVICE》

BMWのコンパクト・クロスオーバーSUV、『X3』の頂点に設定されるハードコアモデル『X3M』。コックピットのiDriveディスプレイに写されたその外観デザインを、スクープサイトSpyder7のカメラが初めて捉えた。

BMWは2018年9月に、「X3M」と『X4M』の開発車両を公式リークしたが、フルヌードは初公開となる。フロントエンドには、ブラック塗装されたキドニーグリル、ハニカムメッシュの大口エアインテーク、センターベンチレーションの上にはバーを設置、大幅な空力特性の向上が図られる。

サイドビューではフロントフェンダーのエアアウトレット、サイドシル、5スポーク・アロイホイールを装着。リアエンドの画像はないが、これまでのスパイショットからクワッドエキゾーストパイプやリアスポイラー、ディフューザーが装備されることがわかっている。

注目は初公開のデジタルインストルメントクラスタ画像だ。「X3M」と刻まれたディスプレイのスピードメーターには、最高速度330km/hと記されている。これはマクラーレンのスーパーカー、『600LT Spider』同レベルの数値だ。そのパワートレインは、Mツインターボと高回転特性技術を持つ、新開発3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンを搭載。最高出力は、これまで予想された460psを超える480psと判明した。

またトランスミッションは、『M5』と共有するZF製8速ATで、「xDrive」全輪駆動システム搭載の可能性が高い。

X3史上初となる純正「M」のワールドプレミアの場は3月のジュネーブモーターショーが有力だ。しかしその前にオンラインでの公開が予想される。

iDriveディスプレイに映された「BMW X3M 」の姿《APOLLO NEWS SERVICE》 iDriveディスプレイに映された「BMW X3M 」の姿《APOLLO NEWS SERVICE》 BMW X3M スクープ写真《APOLLO NEWS SERVICE》 BMW X3M スクープ写真《APOLLO NEWS SERVICE》