日産 リーフ e+

日産自動車(Nissan)の米国部門は1月8日、米国ラスベガスで開幕したCES 2019において、『リーフe+』を初公開した。

リーフe+には、新開発e-パワートレインを採用し、パフォーマンスと航続距離を向上させているのが特徴だ。「e+」の名称は、エネルギー密度が増したバッテリーと、よりパワフルなパワートレインに由来する。日産によると、航続はおよそ40%延長しているという。

リーフe+は、最大出力218ps、最大トルク34.7kgmを発生するモーターを搭載する。標準モデルの109ps、25.9kgmに対して、パワーは倍増し、トルクも8.8kgm強化された。これにより、高速走行時の加速性能を大きく向上させている。例えば、80km/hから100km/hへの加速時間はおよそ15%短縮し、高速道路の合流や追い越しシーンにおいて、よりスムーズなドライビングを可能にした。最高速もおよそ10%引き上げている。また、リーフe+のバッテリーは、エネルギー密度を約25%向上させた。室内空間やデザインを犠牲にすることなく、容量を55%向上させた。

内外装は専用デザインとした。フロントバンパー下部にブルーのリップスポイラー状のパーツを追加し、充電ポートに「e+」ロゴを配した。インテリアはシートやドアトリム、ステアリングホイールなどにブルーのステッチを採用している。

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