改善箇所

ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)とニコルレーシングジャパンは12月19日、「320i」など30車種10万台について、エアコンに接続するワイヤーハーネスに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、『3シリーズ』の「320i」「320iツーリング」「320iクーペ」「323i」「325i」「325Xi」「325iツーリング」「325iクーペ」「330i」「330Xi」「335i」「335iツーリング」「335iクーペ」「335iカブリオレ」「M3セダン」「M3クーペ」、BMWアルピナ「B3 ビ・ターボ」「B3 ビ・ターボ クーペ」「B3 ビ・ターボ カブリオレ」「B3 ビ・ターボ ツーリング」「B3 ビ・ターボ ツーリング 4WD」「B3S ビ・ターボ」「B3S ビ・ターボ クーペ」「B3S ビ・ターボ カブリオレ」「B3S ビ・ターボ ツーリング」「B3S ビ・ターボ ツーリング 4WD」「D3 ビ・ターボ」「D3 ビ・ターボ クーペ」「D3 ビ・ターボ ツーリング」の30車種で、2004年11月24日〜2011年12月1日に輸入された10万0768台。

エアコンのブロワーファンレギュレーターへ電力を供給するワイヤーハーネス端子のメッキ素材が不適切なため、車両振動によってメッキが損傷し、摩擦腐食が発生することがある。そのため、電気抵抗が高くなりワイヤーハーネス端子が発熱し損傷して、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

改善措置として、全車両、、ワイヤーハーネスを対策品に交換する。また、ブロワーファンレギュレーターに不具合のあるものは新品に交換する。

火災事故が1件起きている。本国からの情報により届け出た。