BMWの欧州Cセグメント・ハッチバック、『1シリーズ』次期型プロトタイプが、これまででもっとも薄いカモフラージュで出現した。次期型ではシリーズで初めてFF(前輪駆動)となるのがポイントだ。
捉えた開発車両は、市販型のヘッドライトやテールライトユニット、ホイールを装着。後部はまだ偽装が残るが、ドア上部かサイドミラー、ルーフまでが初めて露出している。次期型では、ベルトラインが下げられており、視界が向上しているようだ
最大の特長は、「UKL」プラットフォームに別れを告げ、同ブランド初となるフロントホイール・ドライブ用「FAAR」を採用する。次期型では、3ドアが廃止される噂もあるが、5ドアではホイールベースが延長され、軽量化が図られるだろう。またFRからFFへ変わることで後部居住空間が向上する。「FAAR」はBMWが今後発売する『2シリーズ』ファミリーにも順次採用されるはず。BMWらしい走りがどのように実現されるかにも期待だ。
パワートレインは、エントリーモデルに最高出力140psを発揮する1.5リットル直列3気筒ツインパワーターボを配置するほか、最高出力195psを発揮する2リットル直列4気筒ツインパワーターボをラインアップする。高性能『M140i』は、直列6気筒は搭載されず、2リットル直列4気筒ツインパワーターボエンジンが搭載され、最高出力は340ps程度が予想される。
ワールドプレミアは、早ければ2019年初頭だが、3月のジュネーブモータショーの可能性もある。
BMW 1シリーズ 次期型、FFプラットフォーム採用で走りはどう変わる?
2018年12月11日(火) 08時00分
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