
トヨタ自動車は広州モーターショー2018において、新型『アバロン』の中国仕様車を初公開し、同車を2019年3月、中国市場に投入すると発表した。
アバロンは、もともと米国におけるトヨタブランドの最上級セダンだ。初代は1994年に登場し、日本にも1995年に逆輸入車として導入された。2000年には、2代目にモデルチェンジし、日本市場では『プロナード』の車名で販売された。
トヨタは2018年1月、デトロイトモーターショー2018において、新型アバロンを発表した。新型は5世代目モデルで、トヨタの新世代車台の「TNGA」から、「K」と名付けられたセダン用プラットフォームを使用する。
今回トヨタは、トヨタブランドのフラッグシップセダンとして、新型アバロンを中国市場に投入すると発表した。トヨタと第一汽車の中国合弁、一汽豊田から2019年3月に発売される予定だ。
新型アバロンの中国仕様車には、トヨタの中国における電動化戦略に沿う形で、ハイブリッド車を設定する。エンジンはTNGAを導入した直噴2.5リットル直列4気筒ガソリン「ダイナミックフォース」で、2個のモーターとCVTを組み合わせたシステムとなる。






