スバル レヴォーグ 次期型の開発車両(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》

スバルのステーションワゴン、『レヴォーグ』次期型プロトタイプをスクープサイトSpyder7のカメラが初めて捉えた。発売から4年が経過し、いよいよ初のフルモデルチェンジが視野に入ってきている。

レヴォーグは、『レガシィツーリングワゴン』に代わり、2014年にデビュー。レガシィツーリングワゴンより全長・ホイールベースを100mm短縮し、日本の道路事情に適応したコンパクトボディながら、高い居住空間を実現。今や数少なくなった「ちょうどいいステーションワゴン」を求める層に受け、今も月販1000台超をキープしている。

捉えたプロトタイプは、現行モデルをベースにしている、かなりいびつなテストミュール(仮ボディでのテスト車両)だ。現行レヴォーグの車体に、『XV』のフロントマスクが取り付けられているように見える。さらに、ボンネットにはエアインテークがついている。

リアまわりが特に異質だ。リアクォーターウインドウと後席ドアのウインドウはラインがちぐはぐ。テールゲートやテールレンズは大きく隙間が空いてずれている。この「ずれ」が意味するものとは何か。おそらくボディサイズとラゲッジスペースのさらなる拡大が見込まれるということだろう。

プラットフォームは、XVや『インプレッサ』に採用されている「SGP」(スバル・グローバル・プラットフォーム)となる。現行レヴォーグは全長4690mm、全幅1780mm、全高1490mm、ホイールベース2650mmだが、次期型では全長4730mm、全幅1800mm、全高1480mm、ホイールベース2700mm程度に拡大されるはずだ。

エクステリアデザインのベースとなるのは、2018年3月のジュネーブモーターショーで初公開された『ヴィジヴ・ツアラーコンセント』だ。スバルの方向性を見せた「近未来ツアラー」として注目を集めたが、この鋭いヘッドライトにグラマラスなボデイシルエットが、レヴォーグ次期型にも採用されそうだ。

スバルは2016年に発表した中期計画で、新開発ダウンサイジングターボを2019年に投入することを発表しており、このレヴォーグ次期型に初めて設定されると予想。現行モデルに搭載されている水平対向4気筒2リットル直噴ターボエンジンに代わり、水平対向4気筒1.8リットルのダウンサイジング直噴ターボエンジンがラインアップされる。最高出力は現行モデルと同レベルが予想されるが、「SGP」プラットフォームにより、ハンドリング・パフォーマンスなど大幅な向上がなされるはずだ。またハイテク装備では、次世代「アイサイト」の搭載も期待できそうだ。

ワールドプレミアは、2019年の東京モーターショーが予想される。

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