資源エネルギー庁が発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、10月15日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は前週比2.1円高の159.6円となった。レギュラーガソリンは7週連続の値上がり。159円突破は2014年11月17日の調査以来、3年11か月ぶり。
地域別では北海道で2.9円、中部で2.6円、関東で2.5円、近畿で2.0円、東北と九州・沖縄で1.9円、中国で1.7円、四国で1.2円、全エリアで大幅な値上がり。北海道と九州・沖縄では160円の大台を突破している。ハイオクガソリンは170.4円、軽油は138.0円、いずれも前週比2.1円高となった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、10月17日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は152.0円/リットル(前週比+1.0円)、ハイオクは162.6円/リットル(+1.7円)、軽油は128.0円/リットル(+3.2円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
レギュラーガソリン、3年11か月ぶりの159円突破 ハイオクは170円超え
2018年10月17日(水) 16時00分
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