「GT-R」の誕生50周年を記念して作られ、限定台数50台での市販化が見込まれている『GT-R50 byイタルデザイン』。10月15日からは東京・銀座にある日産のショールーム「NISSAN CROSSING」で展示が始まり、11月25日まで一般公開される予定だ。
この車両の開発と設計・生産はイタリアにある「イタルデザイン」社が担当するが、内外装のデザインは日産がおこなっている。
一般公開に先立って行われたプレス向けのお披露目では、日産でデザインを統括するアルファンソ・アルバイサが車両についてプレゼンテーション。「このクルマをデザインするときには、GT-Rが持つ角張った部分を残したかった」とデザインのポイントを説明した。
「アイコンはやはりフロントで、息を吸い込む口が大切。ゴールドの部分はクルマのハートであり魂。グレーの部分はスキンである」と語る彼に、今回のプロトタイプと実際に市販モデルとの違いを訪ねてみた。
「エアロダイナミクスをファインチューニングする予定。(Cピラー付近を指して)このあたりはほんの少し変わるだろう」と彼は説明。またヘッドライトも若干ながら意匠が変更されるが「イメージは変わらない」という。
そして「まだ変更できるので、気になる部分があれば遠慮なく言ってください」というサービストークも忘れていなかった。
ところで、プレゼンテーションにおいて彼が強調するのは、あくまでGT-Rであるということ。「GT-Rということに妥協はしていない。驚異的な走行性能ながら2+2で実用性だってしっかり持ち合わせている。スーパーカーとは違う」という言葉が印象的だった。
日産 GT-R50 byイタルデザイン はGT-Rとして妥協なし、市販モデルとの違いは?
2018年10月16日(火) 08時30分
関連ニュース
- 日産自動車、2030年までのフォーミュラE参戦を発表 (03月28日 18時15分)
- 東京E-Prix開催で日産自動車が公式パートナーに…フォーミュラE (03月21日 18時45分)
- [15秒でわかる]プラーガ『ボヒーマ』…日産 GT-R の心臓を搭載した新型ハイパーカー (02月06日 12時30分)
- 日産 GT-R NISMO筑波サーキット最速タイム更新の秘密 (02月04日 07時00分)
- ダットサンのスポーツカー:フェアレディは外せない…日産自動車の創立90周年 (12月26日 06時45分)