ホンダ・シビック・セダンの2019年モデル

●3年過ぎて大幅改良
ホンダの米国部門、アメリカンホンダは9月24日、『シビック・セダン』(Honda Civic Sedan)の2019年モデルの詳細を発表した。

現行『シビック』は10世代目モデル。2015年秋、米国でセダンが発表された。2017年9月には、日本市場にも復活導入を果たしている。この現行シビックセダンがデビューからおよそ3年を経て、初の本格改良を施して2019年モデルが登場した。

2019年モデルでは、外観をフェイスリフト。フロントは、新デザインのグリルやヘッドライト、バンパーを採用し、イメージを一新。「ツーリング」には新設計のLEDヘッドライトを装備し、照射性能を向上させた。全車のリアバンパーには、クロームのアクセントが追加され、ホイールのデザインも変更。ボディカラーには、新色のプラチナホワイトパールとメルティングラヴァーパールが設定された。

●Appleの「CarPlay」とグーグルの「Android Auto」にも対応
インテリアは、ディスプレイオーディオシステムを新デザインとし、新しいインターフェースを導入。Bluetooth機能も標準化した。Appleの「CarPlay」とグーグルの「Android Auto」にも対応する。7インチデジタルTFTメーターも装備。ステアリングコントロールスイッチも新デザインとなり、より直感的な操作性を追求。ダッシュボードなどのトリムは、「LX」がガンメタルグレー、「L」とツーリングはエンボス仕上げに変更。全車がフロア、トランク、前後フェンダーに遮音材を追加し、静粛性を引き上げている。

2019年モデルには、ホンダの先進運転支援システム、「ホンダセンシング」の最新版を搭載。ホンダセンシングは、ミリ波レーダーと単眼カメラによる車両前方の状況認識とブレーキ、ステアリングの制御技術が協調することで、運転や事故回避を支援する先進運転支援システム。衝突軽減ブレーキシステム(CMBS)、車線逸脱警告、アダプティブクルーズコントロール、交通標識認知機能、レーンキーピングアシスト、前方衝突警告、「レーンウォッチ」と呼ばれるサイドビューカメラなどが用意される。2019年モデルでは、全車に自動ハイビームと自動ブレーキホールド機能付きのパーキングブレーキを標準装備し、利便性を高めている。

●「スポーツ」グレードを新設
また、2019年モデルには、LXと「EX」の間に位置する新グレードの「スポーツ」を設定。自然吸気の2.0リットル直列4気筒ガソリン「i-VTEC」エンジンを搭載する。最大出力は158hp/6500rpm、最大トルクは19.1kgm/4200rpmを発生。トランスミッションは6速MTまたはCVTを組み合わせた。

このスポーツには、専用ダンパー、リアロアコントロールアーム、フロントスタビライザーバー、18インチアルミホイール&タイヤを装備。ピアノブラック仕上げのフロントグリルやトランクスポイラー、エアロバンパー、スポーツマフラーなども採用。レッド指針メーター、革巻きステアリングホイール&シフトレバー、CVT車のパドルシフト、アルミ製スポーツペダル、スポーツシートなど、スポーティさを引き上げる演出を施している。

なお、アメリカンホンダは、2019年モデルのベース価格を、1万9450ドル(約220万円)からに設定。2018年内に、米国市場での販売を開始する予定、としている。

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