ランチア・デルタ・フトゥリスタ(グランドバーゼルモーターショー2018)

イタリアのアウトモビリアモス(Automobili Amos)は9月8〜9日、スイスで開催されたグランドバーゼルモーターショー2018において、ランチア『デルタ・フトゥリスタ』(Lancia Delta Futurista)を初公開した。名車、ランチア『デルタHFインテグラーレ』の復刻モデルだ。

ランチア「デルタ」とデルタHFインテグラーレは1987〜1992年、WRC(世界ラリー選手権)で6連覇を成し遂げた栄光のラリーマシンの、ベースとなった車両。ハイパワーのターボエンジンに4WDを組み合わせ、当時のWRCで黄金期を築いた。

アウトモビリアモスは、スイスで開催されたグランドバーゼルモーターショー2018において、ランチア・デルタ・フューチャリスタを発表。オリジナルの車台をベースに、カーボンファイバーやアルミを使ったボディを新たに製作。車両重量は1250kgとした。

2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力を330hpレベルにまで強化。アウトモビリアモスは、30万ユーロ(約3870万円)の価格で、このランチア・デルタ・フトゥリスタを20台、復刻生産する計画を掲げている。

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