目撃が相次ぐポルシェ『911』新型だが、今度は美しいホワイトボディがあらわになった。この最新プロトタイプを含め、ブルー、レッド、ホワイトの車両をキャッチしたが、エクステリアは微妙に変化が見られることから、仕様が異なるモデルと見られる。
今回捉えた車両の特徴は、新形状のホイール、サンルーフ、ツインエキゾーストパイプを装備していること。さらに『カイエン』新型で初めて標準装備された、「ポルシェ・サーフィス・コーテッド・ブレーキ」(PSCB)と思しきブレーキキャリパーが装着されている他、フロントバンパーには、アクティブシャッターを備えているようだ。
PSCBはブレーキダストをほぼ出さず、錆が発生しないブレーキ・システムだ。またアクティブシャッターは、走行状態に応じ、フロントエアインテークのシャッターを自動で開閉し、空力性能を高める機能だ。エンジンの冷却はもちろん、燃費向上も図る。
予想されるパワートレインは、3リットル水平対向6気筒ターボエンジンで、最高出力は390psを発揮すると見られる。また高性能「S」は最高出力450psへと向上する可能性が高い。さらに4リットル水平対向6気筒ターボが予想される「GT3」は510ps、「ターボ」は最高出力600psとも噂されている。
キャビンには、アウディの「バーチャルコックピット」に近いシステムを利用。アナログタコメーター以外は、デジタル・インストルメント・クラスタが採用されるだろう。
911新型のワールドプレミアの場は、10月のパリモーターショー、あるいは11月のロサンゼルスモーターショーと予想されている。
ポルシェ 911 新型、アクティブシャッター&新開発ブレーキキャリパーを確認
2018年09月07日(金) 19時00分
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