VW パサート 改良新型 スクープ写真《APOLLO NEWS SERVICE》

フォルクスワーゲンのミドルサイズ・サルーン『パサート』改良新型プロトタイプの実車を、初めてカメラが捉えた。

パサートは1973年、アウディ『80』をベースとし、ジウジアーロのデザインによりハッチバックスタイルでデビューした歴史あるモデルだ。1988年の第3世代ではハッチバックが姿を消し、現在のセダンとヴァリアントへ引き継がれている。

キャッチしたプロトタイプは、現行モデルよりスポーティなフロントバンパーを備えているのが分かる。ヘッドライトは偽装されているが、同ブランドのフラッグシップ・スポーツセダン、『アルテオン』を彷彿させるフロントマスクになると予想されている。

キャビン内には、新型『トゥアレグ』で採用された15インチタッチスクリーン「Innovision Cockpit」の採用を期待したいが、今回のマイナーチェンジでは見送られるだろう。その代りに、『ゴルフ』改良新型やアルテオンの最新インフォテインメントシステムが採用されると思われる。

パワートレインは、1.4リットル直列4気筒直噴ターボTSI+モーターの「GTE」や2リットルディーゼル「TDI」がアップデートされる。注目はVW自慢の狭角V型エンジン「VR6」を搭載する高性能モデルの存在だ。噂レベルではあるが、実現すれば300ps以上を発揮するだろう。

改良新型の登場は2018年秋以降と予想されている。

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