2018年のルマン24時間レースは現地時間の14日に予選2日目が行われ、8号車トヨタTS050ハイブリッド(セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/フェルナンド・アロンソ)がポールポジションを獲得した。
この日は現地時間19時00分から予選2回目が行われるが、前日とコンディションが変わったこともあってかコースアウトする車両が続出。2回の赤旗中断に見舞われるなど荒れた展開となった。特にセッション残り40分のところでLMP2クラスに参戦する47号車がユノディエールの第1シケイン手前で激しくクラッシュ。ガードレールも損傷したため、予定より早く予選セッションは打ち切られ、予選3回目が30分延長される形にスケジュール変更された。
雨の心配も出てきていた予選3回目で、8号車のトヨタに乗り込んだ中嶋一貴が素晴らしい走りを見せる。前日に自身が記録したベストタイムを2秒更新する3分15秒377をマーク。2番手以下に2秒以上の差をつけた。
同じタイミングでライバルたちもタイムを上げてくるが、残り1時間を切るあたりから雨が本格的に降り始め、タイム更新が難しい状況に。結局、8号車がトップタイムを守り抜きポールポジションを獲得。中嶋にとっては2014年以来、2度目となるルマン24時間でのポールポジションドライバーとなった。
2番手には7号車トヨタ(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ=マリア・ロペス)がつけ、トヨタ勢が最前列を独占。3番手には1号車レベリオン・レーシング(アンドレ・ロッテラー/ニール・ジャニ/ブルーノ・セナ)が続いた。
LMP2クラスは28号車TDSレーシングが最終セッションで逆転しクラストップを獲得した。
注目の決勝レースは現地時間16日15時(日本時間の16日22時)にスタートする。
【ルマン24時間】8号車トヨタがポールポジションを獲得、中嶋一貴がタイムを更新…予選2日目
2018年06月15日(金) 12時37分
関連ニュース
- 中国IT大手のテンセントとトヨタ自動車が戦略提携 (04月25日 16時15分)
- トヨタ自動車がスポーツメディアを立ち上げ…『トヨタイムズスポーツ』開始 (04月17日 17時45分)
- トヨタ自動車、2025年から紙の新車カタログを廃止へ[新聞ウォッチ] (02月01日 08時53分)
- トヨタ自動車、1月8日週は工場を稼働…能登半島地震 (01月07日 17時30分)