スバルXVハイブリッド(北京モーターショー2018)《撮影 工藤貴宏》

「INTELLIGENT BOXER」を名乗る次期SUBARU(スバル)『フォレスター』と『XV』のハイブリッド(スバルの表記では「モーターアシスト」)モデルがお披露目された北京モーターショー2018。

しかし、同じハイブリッドモデルでも2台の外観には大きな違いがあった。フォレスター・ハイブリッドのエクステリアには標準車との違いが感じられなかったのに対し、XVハイブリッドでは標準車とのいくつかの違いが確認できたのだ。ちなみにXVの標準車は中国向けも日本仕様と変わらないデザインである。

違いを見てみよう。まずはフロント。バンパー下部がブラックでコーディネートされている標準車に対し、ハイブリッドはシルバーを追加して質感をアップ。同様にフロントグリルもシルバーがコーディネートされている。

サイドはドア下部分がポイント。標準車はブラックだが、ハイブリッドはシルバーのガーニッシュが追加されているので違いは一目瞭然。いっぽうでリヤは車体下部分に違いはないものの、ルーフスポイラーの下に組み込まれているパネルが標準車のブラックからシルバーに変化しているのがポイントだ。


すなわち標準車ではブラックになっている場所の一部が、アクセントとしてシルバーに変化しているのがハイブリッドの特徴といえるだろう。

そしてもうひとつ、明らかに異なるのが屋根。標準車のルーフレールがルーフから独立した形状なのに対し、ハイブリッドはルーフに密着させるタイプ。この違いが何を意味するのかは不明だが、標準車とハイブリッドを見分ける大きな違いといえる。

先代のXVで展開していたハイブリッドは、標準車よりも上級という位置付けだった。北京で公開されたハイブリッドモデルを見る限りは、新型も同じ路線で行くと推察できる。

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